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【使用歴約1年】七田式 さわこの1日英語版レビュー

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去年くらいに買って導入している、さわこの1日 英語版のレビューを、今更ながら書いていきたいと思います~。

 

<もくじ>

 

教材の概要

七田式オンラインで販売している教材です。

 

教材の内容物としては、CD6枚とガイド、テキストが3冊同梱されています。
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さわこのストーリー

パート1~3の構成ですが、お話は朝・昼・夜という感じに分かれています。
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主人公のさわこは2歳の設定なので、そのくらいの月齢のお子さんならではの視点や、お友達とケンカしてしまってお母さんに叱られるシーンなど、教訓めいたことや微笑ましいストーリーが聞いていて面白いなぁと感じます。

「きらきらぼし」のお歌などもお話の中に収録されているので、息子はすぐにワンコーラス歌えるようになりました👏✨

 

展開されている言語

展開としては、英語・中国語のほかに、廃盤ではありますが、フランス語・韓国語・ドイツ語なんかが中古で売られているのを見たことがあります。

私はフランス語も中古で購入しましたが、正直、「さわこの1日だけで第二言語が習得できる」とまでは思いません。圧倒的に語彙やフレーズの量が足りないので、本格的にバイリンガルにするには、もっとバリエーションに富んだ教材は必要かもしれません。

あくまでも、多言語教育の一環で、日常会話のフレーズを補てん的に学ぶ教材かな、という印象です。

 

つかいかた

手引きには、下記のような注意がありました。

基本の使い方

できるだけ毎日、30分~1時間半を目安に、時間を決めてCDを聞かせましょう。食事をしながら、遊びながら、移動しながらなどで構わず、集中して聞かせる必要はありません。

(中略)

聞かせ過ぎに注意!

1日にCDを聞く時間の目安は、30~1時間半です。(DVD、テレビを見る時間も含む。)

0歳:30分以内 1・2歳:1時間半以内 3歳~:1時間半程度

3歳までは、CDのかけ流しが、生の言葉かけよりも多くならないように気をつけましょう。機械音ばかりを聞かせ過ぎると、心の成長が進まなくなります。

⦅引用:さわこの一日・英語版 おうちの方の手引き&日本語対応訳 P.1~2⦆

 手あたり次第かけるのではなく、時間を決めて少しずつ毎日かけ流しするのが良い、という教えです。

 

テキストを絵本のように見せながらストーリーの様子を思い浮かべたり、文字を読んだりすることもできますね。

 

さわこの良さ

例えばDWEは沢山の構文が組み込まれたメソッドですが、おはなしがメインです。いわゆる「書き言葉」です。

さわこの一日はストーリーが会話形式で、中身も「日常会話」で構成されているので、それがいい!と人気の教材です。

低月齢でもわかりやすい簡単なフレーズばかりなので、小さな子供でも聞くだけで覚えてしまえます。

英語が苦手な私でも、CDから流れるフレーズをシャドーイングして子どもの前で繰り返し発声できました🙌

母の生の声を聞いた息子は2歳時点でもキャッキャ喜んで真似してくれましたよ😊

 

教材の価格も、約1万円とお手頃です。

既に学習している英語教材に+αするにはとても良いかもしれません。

 

さわこのイマイチなところ

英語教育のインプットとして使うには、圧倒的に語彙やフレーズの数が足りないので、あくまでもこの教材だけでバイリンガルにはなれません。

そこは、前提として認識していていいと思います。

 

フレーズを「暗記して学ぶ」という特徴があり、だからこそ七田式らしいのですが、その扱いこそが言語学習の進め方として是非が分かれるところでもあるかと思います。

 

2倍速の音源が収録されているところは「流石、七田式!」という感じですが、右脳教育を重点的にやっているお子さんでなければ、そこまで重視する必要があるものかは疑問です。

 

テキストはイラストの配置が分かりづらかったです。

見開き2~4コマとかで左から右に流し読みできる配列なら良かったのですが💦

画像は載せられませんので、購入した方は確認してみてください笑

 

もう廃盤ですが、昔はテキストの文章だけを抽出した冊子や、穴埋め問題のような問題集もあったようです。

そちらは、どちらかというと学校教育のペーパーテストみたいな感じで、構文を丸暗記するようなものです。

しちだの特徴的な「暗記するために繰り返し」という感じが強く、前後の細かな様子が端的なストーリーからは見えづらいです。

 

「ほんとうに頭がよくなる 世界最高の子ども英語――わが子の語学力のために親ができること全て!」にも書いてありましたが、「断片」ではなく「かたまり」で学ぶ事が語学学習ではとても有効で、『「映像」で学べば、英語の「消化力」は飛躍する』とありました。もう少し詳しく言うと、

  • 一定の「状況」を「目」で見ながら、
  • 変化する「音」を「耳」で聴き、
  • 同時に「発声」を「口」で行う

この3つを再現し、聴覚と視覚を同時に刺激できる動画こそが、「人類最強の語学学習法」を可能にする、とのことです。

さわこはCD教材であることから、映像は含まれていません。

テキストのイラストはとても抽象的ですから、そこは想像力に頼られてしまいます。

「何を言っているのか分からない状態」があったとして、そこをどうフォローできるかは、家庭で他に教材を補てんして教えるなり何かしら工夫が必要かと思います。

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DWEとの比較

上記の延長の話になりますが。

DWEもBookを丸暗記するまで聞き流しして覚えますが、一番大きな差は、前後のシチュエーションなどこまかな流れが「さわこ」よりも丁寧というところですかね。

DWEはDVDもメイン教材に含まれていますしね。

さわこのテキストには1フレーズに1コマ程度の図で漫画仕立てになっていますが、シンプルな絵柄で分かりづらいことも多いかと。

 

その分、DWEはCDの聞き流しに連動させながら、アニメや実写の映像を用いたり、ディズニー映画のワンシーンを切り取って見せてくれたり、Bookやカードで遊んでいるうちに、あらゆる角度からフレーズをしつこいくらい繰り返してくれるので、何度も出会ううちに「覚えてしまう」という感じです。

さわこは、1フレーズに1コマのイラストのみの超がつくシンプルさなので、何度も「暗記」する練習をして、覚える必要があるかな~~という気はします。

 

どこかで「英単語は様々なシチュエーションで7回出会うと記憶される」なんて話を耳にしたことがあるので、例えばさわこで出会った単語やフレーズを、いかにいろんな場面で思い出したり口ずさんで定着させるか、は課題になるかと思います。

 

我が家での聞き流し方

編集したプレイリストに入れて、毎月事に違う音源をかけ流しています。

その中に、さわこや「ゆきおの一日」を入れています。

あくまでもDWEや多言語学習CD、七田の理科社会ソング、クラシックなど、バランスを見て並べたプレイリストの中に含ませるようにしています。

 

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1年以上かけ流した効果

 

正直、2歳時点で購入してから、息子自身が成長したこともあり、内容はほぼ理解していると思います。

実際にフレーズが口から出ているか?と言われたら、答えは「?」。

色々英語らしき言葉は話しているので、きっとそのなかにさわこで学んだフレーズも「含まれているだろうなぁ~」という感じです😂

 

でも、私の中ではそれでいいと思っています。

ひとつの教材に執着して、そればかり丸暗記するよりも、多読・多聴を繰り返した結果、話を理解し発語できる「脳」が育つと思っているので、その”肥やし”になれば万々歳🙌✨

 

主人公さわこちゃんのストーリー通りの、まったく同じ1日を体験していない、というか、体験し得ないので、人生の中でそんな一瞬がシンクロして、その時にそのフレーズが頭にポッと浮かんでくればいいかなぁ~という程度にかけ流していました。

 

現在は、2歳児のストーリーである「さわこ」はほぼ卒業段階かなぁと思っていて、3歳児のストーリーである、同じ七田のシリーズ教材「ゆきおの1日」のCDをかけ流すことの方が多いです。

 

 

以上!我が家のレビューでした🎶

参考になれば幸いです!

 

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