先週から、息子の習い事の送り迎えの間に育児本を読み漁る事にしました😊
今回は、小川大介著「頭が良くなる子供との遊び方」です。
メモ的感覚で、ためになったことをまとめます!
あと伸びする子は幼児期にたっぷり遊んでいる
小学校低学年から塾進学塾に通い目標を持って頑張ってきた子供の中には小学校四五年生あたりから伸びなくなってしまうお子さんもいる。
小さい間にどれくらい熱中体験をしているか実はそれが頭のいい子に育てる最大の条件なのではないか。
- 遊んでいる時学びのセンサーは全開
- 遊び=子供が生き生きしている状態
- いざという時に頑張れる子に
勉強と遊びは分けなくてもいい
- おもちゃでも学べるし、勉強道具で遊ぶこともできる。
- 勉強は学校だけでやるものではなく、日常の中に将来の勉強に繋がる学びのチャンスは溢れている!
- 食いついたら型にはめず好きなだけやらせる
- 関心を持ったその時が絶好の遊びどき
- 苦手な遊びは無理にやらなくて結構
実際の遊び方
線で遊ぶ
文字や数字の各地からの基本を作る1本線書き遊び
- 地面落書き遊び
- 一筆書き遊び
迷路で遊ぶ
上下左右の感覚を養い東西南北の理解へ
- 迷路おしゃべり遊び
- 物語遊びをする
- 将来の地図を見る力にも好影響がある迷路絵本
迷路に熱中することで
- 先読み力
- 上下左右の感覚
- 根気
の三つが養われるという特徴がある
紙で遊ぶ
図形をとらえる力の土台ができる
- 折り紙くしゃくしゃ遊び
- 正方形→三角形を折り遊び
- 2歳児でも頭の中に補助線が引けるようになる
- 新聞紙で正方形作り遊び
ならない経験を何度でも。
ハサミで遊ぶ
- 紐切り遊びで倍になる掛け感覚を体感
- 切り抜き遊び
積み木で遊ぶ
- 平面と立体の空間認知力アップ
- モチーフ作り遊び頭に描いた図柄を具現化することでイメージ力が高まる
- ひたすら直線並べ遊び
- 積み木何個分の感覚が測るの入り口に。
とにかく高く積み上げ遊び高く積む為の形を視覚的に教えてあげると立体感覚が育ちやすくなります
積み木で迷路遊び
キュボロを使ったり、似た遊びを積み木やビー玉で代用させてやる
数えてあそぶ
- 数え上げ遊びでスモールステップで数感覚を身につける
- 二つ飛ばし遊び
- 数え下げ遊び
- 体重チェック遊び
- ナンバープレートを足したらいくつ遊び
言葉で遊ぶ
- アナウンスは遊び
- 50音表遊び
- これなーに遊び
- クイズ好きになると自然に頭が良くなる
- 言葉パズル遊び
- お家の隣に何屋さんがあると嬉しい?街づくり遊び
言葉をツールにして遊ぶ
- 逆さま言葉遊び
- 頭取り遊び
- ラベル読みあそび
- 家族の会話が言葉のシャワー
文字を書いて遊ぶ
- ことばつなぎ遊び
- クロスワード遊び
- 漢字連想遊び
辞書は言葉遊びの宝庫です。
読み聞かせで遊ぶ
- 交互読みあそび
- 音読遊び黙読旅行を支えるための大切な過程
お手伝い単位時計の遊びで経験を豊かに
- お手伝いで遊ぶ
- 身支度遊び
- おやつシェア遊び
- 調理アシスタント遊び
- 助かるなぁをいっぱい伝えて
まずは楽しさを教え、発見が知識欲に直結する。
片付けで遊ぶ
- 資源ごみきり遊び
- 洗濯物たたみ遊び
単位で遊ぶ
- 定規遊び
- センチっていうの一言が出るまでは説明は我慢
- 手指歩幅遊び 理屈の前に実感する
- 計量カップは遊び
時計で遊ぶ
- 秒針数え遊び
- 幼児でも数えられる秒から
- グルグル針回し遊び
- 三つの針の関係がわかる
- 10秒で目を開けましょう遊び
- タイムキーパー遊び
- 時計を見る習慣から読む習慣笑
- 速さの公式までに時間で遊ぶ発想を
- スケジューリング遊び
お買い物お出かけの遊びで視野を広げる
- スーパーで遊ぶ
- 買い物プラン遊び
- お得をゲット遊び
- 値札チェックで算数の文章問題が得意になる
- おやつはお任せ遊び
通園で遊ぶ
- ルール遊び
- 自然観測遊び
地図で遊ぶ
- グーグルマップ遊び
- 地球儀くるくる遊び
電車で遊ぶ
- 各駅停車の旅遊び
アプリ・ゲーム・宿題の遊びで自立心を確かなものにする
アプリで遊ぶ
知識定着の助っ人として有効活用する。
「楽しんでるからOK」で正解です。
ただ単に与えるだけでなく遊んで足せばが生まれた時の親御さんの引き出しクイズのネタ帳として利用感じやチリなどを自身の苦手分野を一緒に学べるメリットも。
アナログゲームで遊ぶ
思考のトライアンドエラーで頭脳を鍛える
テレビで遊ぶ
- 先生ごっこ遊び→「今の人なんて言ったか教えて」
宿題で遊ぶ
- 計算ドリル遊び
- なりきり音読遊び
感想
著者の小川先生は最近お子さんが灘中学に合格されたそうなので、遊びが幼児~小学生向けでリアリティがあって、とても参考になります✨
こんな風に遊んでくれるパパがいたら最高ですね~💓笑
なんでも「遊び」とつけることによって、とても楽しい雰囲気になりますね。
なんでも堅く「勉強!勉強!」とすると、子供も嫌になっちゃいますよね。
いかに楽しく、没頭体験を積むか。
親子で遊び倒すかが、幼少期の過ごし方の鍵なのかなと最近思います。
「言葉をツールにして遊ぶ」「家族の会話が言葉のシャワー」というのは、タイムリーに一昨日聞いた佐藤ママの講演会(朝日新聞社主催)の内容と凄くリンクしました。
毎日、時事ネタを盛り込みながら会話をしたり、子どもの考えを引き出すような語り掛けをすることで、読解力って養われますよね~。
また、花まる学習会の高濱先生も、オンライン講演会で以前「薫陶」という言葉を使っていらっしゃいましたが、親の語り掛け、言葉遣い、そういったものに燻されて薫りづけられるように、言葉って日常的に染み入って身につくものですよね。
大きなことをする必要はないけど、毎日少しずつ、小さな積み重ねをすることで、大きな成果になるのかな。ということが、よくイメージできて原落ちしました🙌✨
この本は今日からできそうな遊びの具体例が沢山載っているので、いまからでもすぐはじめたいですね!
本書が気になる方はこちらから👇
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