今年の夏に飼育しお亡くなりになったカブトムシの成虫を標本にしました🙌✨
意外と超簡単だった!
以下は道具と手順メモ📝
とても気軽で楽しく記念になるので、昆虫・生き物好きなお子さんにオススメです❤️
必要なもの
- 昆虫(死後、冷凍保存可)
- スタイロフォーム(土台)と化粧(上に敷く)用に色画用紙
- 虫ピン
- 標本箱(今回は #ダイソー )
- ピンセット(足の爪など開いたり細かい作業に重宝)
- ピレパラアースなど防虫剤(1個しか使わないので100均のでも🙆)
- その他、今回は木箱の塗装に
- オイルステイン
- 古布
- 汚れ防止に古新聞
- エプロン又は汚れてもいい服
を用意しました。
標本にするまでの手順
- 死亡したカブトムシは冷凍庫で作業日まで保管
- ぬるま湯に1時間ほど冷凍したカブトムシを漬け、関節をふやかして柔らかくする(熱湯すぎると目が白く濁るので注意)
- スタイロフォーム(標本の土台)をカット。化粧用に好きな色の画用紙を貼る。
- 関節が柔らかくなったカブトムシを虫ピンで固定(足や爪、大顎などに適度な角度をつけ展開、見栄えを良くする)。多少関節がパキパキ言っても大丈夫。破損しないように丁寧に作業しましょう。
- 1ヶ月ほど自然乾燥させることで固くなり、腐らない。
- 防虫剤を標本箱内に入れる。
以上!簡単ですよね。
標本箱
- 今回はDAISOブランドのアクリル窓付きの、白木の木箱を使いました。
- 塗装は子どもでも簡単なオイルステイン仕上げで、塗料を古布(Tシャツの古着をカット)でよく磨き、艶をだしました。(今回は時間の関係でオイルステイン一度塗りで30分乾燥させましたが、こだわる方は目の細かいペーパーやすりで表面を滑らかにした後、オイルステインを二度塗り三度塗りし都度布でよく刷り込むように塗る事でより箱を艶やかに仕上げることもできます。重ね塗りすると色も濃くなります。)
- 昆虫を虫ピンで固定する際、土台は建材(断熱材)のスタイロフォームが目が細かく扱いやすいです。100均でも売ってたかな?目の荒い発泡スチロールは不向きです。
- スタイロフォームの扱いは熱でカットできるスタイロカッターがあるとスムーズですが、今回はピラニアのこぎりでガシガシ切って、厚み調節し箱の寸法に合わせました。大きめなカッターナイフでもカットは頑張れば可能ですが、怪我には注意です!
- 最後にキャプションをつけると本格的✨(『こくさんかぶとむし おす』と息子に文字を書いてもらい、縮小コピー、1mmスチレンボードでキャプションを10mm幅くらいで切って貼り付けました。)
- 木箱裏面には今日の写真シールと日付を記入し記念に。
- 日焼けや湿度などによる標本の劣化を防ぐ為には、厳密には精度の高い標本箱を用意した方が良いです。密閉性の高い標本箱(UVカットガラス)にし、防虫剤も半年〜1年ごとに取り替えることで半永久的に保存できます。
感想
昆虫標本の作り方は、以前、渋谷区文化総合センター大和田の ハチラボ の昆虫展で標本づくりの実演をしていて、興味を持ちました☺️
カブトムシの標本が昆虫の中で一番簡単で初心者向き!とその場で教えて頂いていて、実践したところ、本当にすぐできました🙌
親の手はやっぱり必要だけど、親子で一緒に作ることに意義がある❤️
楽しかったです✨